ジャポニカ自由帳。 -3ページ目

the science of sleep



大人になりきれない青年は夢の中で恋をする。

それが
おもしろくて、せつなく
新しくて、なつかしい。


ミシェル・ゴンドリー『恋愛睡眠のすすめ』
大好きな映画のひとつになりました。


撮ります。


夏がもうすぐそこまで来ています。
暑い夏。

でも、ぼくはそのちょっと先を見つめようかな、と思います。
そう思って、いっちょドラマでも撮ってみようかな、と。
季節は、夏の終わりから秋の始まり、そのちょうどあいだ。
寂しいような、楽しみなような。
始めて彼女の部屋に行ったときのこと。
緊張しているような、うれしいような。

撮ったらyoutubeアップします。
乞うご期待。

グレゴリーコルベールの写真。

gregory


この象はレンタルするのにいったい1日いくらかかるのか、とか
少年は本当にチベットの僧なのか、とか。
そういう風にして、自分なりのストーリーを描き
未知のもの→既知のものへと変換していく。
そうしないと、得体が知れなくて、なんだか怖いのだ。

ただ、それは全くの無駄な探りってことに
気づいたもん
勝ち。

ashes and snow

夜がくる。


静かに目をつむってみる。
くうきがくろくなってきたのがうっすらわかる。

それはまさしく
よるがきている証拠。


(松本太陽『モンスター』を読んで)




そろそろ。


常日ごろ
デジタルの恩恵を盲目的に享受していると
たまにアナログ的なものに触れたとき
どこかほっとしてしまう自分がいる。
この前、明治公園のフリーマーケットに行き
古臭いものばっか見てたとき
ふと、そんなようなことを思った。

ところで
そろそろサーフィンの季節。

タバコをやめ
筋トレをして
体のバランスを整えることからはじめようと思う。

なんとか不満。


拳銃は一丁しかない。
弾はふたつだ。
これだけでオレはやってのけるつもりだ。
これからのサバイバルを。
腹が減るから飯を食い、眠たいから寝る。
同じことだ。

SPEEDBOY!

目が覚めると突然「走りたい」という衝動にかられた。気づくとぼくは青梅街道→山手通り→第一京浜を爆走中。裸足だけどまぁいいか。会社に行くのなんてとっくのとうに忘れて心の中で思うことは一つだけ。(もっと早く、もっと早く!)走りながらふと後ろを振り返るとなにやらぼくの背中からずっと後方に白い雲が出てる。これって飛行機雲みたいな?「えーーー!!」今度は、そんな風に驚いた声が耳のかすかに後ろから聴こえてくる。どうやらとうとう音速の壁を超えたみたいだ。さっきは驚いたけど、そうだった当たり前だった、ぼくは宇宙一のスプリンター。右に出る者なんていやしない。かけっこじゃ誰にも負けないぜ。ババババ、バン!爆音を鳴らしながらぼくは第一京浜を左にそれて大井競馬場を猛スピードで駆け抜ける。競馬場の壁という壁を音速のソニックブームでぶちこわしながら。(あれれ、ちょうど競馬中だ、馬たちがびっくりして泡吹いてら。馬死んじゃうのかな、かわいそうだな)そう思った瞬間ぼくはちょっと失速しちゃう。弱気ってすぐに足に影響する。いかんいかんいかん、ぼくはぼくは走り続けなくては。。。。。

舞城王太郎『SPEEDBOY!』
スローがなにかともてはやされるこの日本で
あえてスピードで勝負するキューピーマヨネーズのCMみたいな小説。
いや、止まることを止めない鮪みたいな?
超オススメ!



映画『ドリームガールズ』

この映画の主役はビヨンセではない。彼女はあくまで脇役だ。
なぜなら、彼女の美貌もそれを引き立たせるためのメイクも衣装も美術も照明もなにもかも
ある圧倒的な力の前でたちまち無力化するからである。
かくゆうぼくも、無力化した、おそらく他の観客も同様にそうなったはずだ。
そうして完全にピュアになったところで、こう思うのだ。
「あぁ、わたしも(ぼくも)あんなふうに歌えたら」と。

アカデミー賞受賞はだてじゃないな。
映画『ドリームガールズ』
オススメです。


feat.小沢健二

あ~あ

視野の右と左と上と下はまったくボヤけてしまってもう、中心しか見えない。その中心のずっと先にはもちろん彼女がいるんだ。そこで彼女は泣いたり恋をして走る。切ない夢を抱いて。ぼくの涙なんて、そのバトルの間にすぐに乾いてしまう。彼女は言う。「いつだって信じて!」ったってそうはいかない。だまされないぞ。だってそこら中に彼女がばらまいたアレがたくさんだし。また泣かされちゃう。それでもめげずに。

この愛はメッセージ!
祈り、光、続きをもっと聞かせて!

ノロとかの予防に。

少し前までの話。

トイレに入って手を洗わない人がいるけど
「そりゃ間違ってる!」
「きったねー」
なんて軽々しく言えなかった。
だって、彼らは知っている。
蛇口をひねる。
手を洗う。
蛇口を閉める。
その行為はそもそも間違っているってことを。
だって意味ないよね、また汚れちゃう。

そう
いうなれば彼らは
「トイレは手を洗う場所だ」
という無自覚な思い込み(思考の停止)から抜け出した
勇敢なチャレンジャー(だった)。

でも
そんな彼らのジレンマは
その「洗わない」っていう行為に慣れすぎたために
オート化で蛇口がなくなった現在においても
手を洗わないことだ。

きったねー。