映画『ドリームガールズ』 | ジャポニカ自由帳。

映画『ドリームガールズ』

この映画の主役はビヨンセではない。彼女はあくまで脇役だ。
なぜなら、彼女の美貌もそれを引き立たせるためのメイクも衣装も美術も照明もなにもかも
ある圧倒的な力の前でたちまち無力化するからである。
かくゆうぼくも、無力化した、おそらく他の観客も同様にそうなったはずだ。
そうして完全にピュアになったところで、こう思うのだ。
「あぁ、わたしも(ぼくも)あんなふうに歌えたら」と。

アカデミー賞受賞はだてじゃないな。
映画『ドリームガールズ』
オススメです。