ジャポニカ自由帳。 -17ページ目

必殺!仕事人。

「答えなければ、切る(斬る)」


現代によみがえる武士道精神。


左手には、黒板消し。右手には、チョーク、ではなく、カッターナイフ。


ゆとり教育とは対極にある、常に死ととなり合わせの授業。


鹿児島県開聞町の町立開聞中学で、男性教諭(39)がカッターナイフを使用して授業をしていた。

この教諭美術の授業の冒頭に「答えられない人は切ります」と宣告した上で、

知っている色の名前を生徒に順番に言わせていたという。

うっかりとした時間

oldmanandsea


「今日はサーフィンしている人が少ないねぇ。風がなくて、波があんまりたっていないからだよ。

波の音も今日はいつもより小さいよね。ジョンにも聞こえるよね」


「ほら、カラスがあそこのゴミ箱に三羽いる。カラスはゴミの中から食べるもの、探しているんだよ」


「他の犬のウンチだ。踏んじゃうと汚いから、ちゃんといっぱい砂かけておこうね」


「海藻がこんなに沢山あるね。これ、海藻っていうんだよ。ゆうべは波がけっこう荒かったのかな」

                              

                          (保坂和志『プレーンソング』から)


先日、サーフィンに行ってきた。連れがいい写真を撮ってくれた。

その雰囲気が、保坂和志の『プレーンソング』と重なって見えた。

JR福知山線の事故

日本人が持つ時間の感覚は、電車が作ったのかもしれない。


「時間に正確で安全、安心。」

 

とにかく、そんな電車の常識がこの 事故で一気に崩れ落ちた。

 

脱線車両

 

私鉄各社との対抗策として、車両軽量化。

一つ手前の駅でのオーバーラン、の結果生じた速度超過。

 

今、事故の原因とされているのは、すべてスピードがからんでいる。


そのスピードを求めたのは、実は、ぼくたちだ。

 

 

“もっとゆっくり (Not So Fast)”   ドネラ・メドウズ



亡くなられた方々のご冥福を心から祈ります。


スピーチ

スピーチがビートルズの「ACROSS THE UNIVERSE」をカバーしている。

 

Nothing's gonna change my world

(何もぼくの世界を変えることなどできない)

 

彼は、この一言に今の世界の状況が集約されている、と言っている。

 

911テロ、イラク戦争…確かに、あまりの無力感に立ち尽くすしかない。

 

 

 

 

新マクドナルドCM

ファスト・フード。

その美味しさや安心は、

スローに作られています。

 

これは、現在放映中のマクドナルドTVCM、「スロービーフ」篇のキャッチコピー。

って、このムジュン!!

 

最近多いけど、これで決定的だ、「スロー」の履き違い!!!

 

それらしいCM作って…いったい、どう「スローに作られて」んの??

そこんとこ、教えろ。

 

これも詭弁。

 

YOU SAY…

郵政民営化についての議論がますますヒートアップ。

竹中さんも大忙しだ。

 

YOU SAY YES

 

このフレーズ、聞いたことがあるのでは。

すこし前にTV、ラジオ でよく流れていた郵政民営化CMのキャッチコピー。

 

もちろん、YOU SAYと郵政をかけているわけだけど…

 

あほか。

この時点でもうダメなんだ。

ビートルズのパクリか。「Hello,Goodbye」の。

 

「民間でできることは民間に」と叫んでいるが、これは、「子供にできることは子供に」と叫ぶようなものだ。

と、いうことは、「大人にできることは大人に」というのと、ほとんど同じ意味合いしかもたない。

 

「民間でもできるから」というのであれば、ほとんどの「官」の仕事は民営化できるんだ。

 

ようするに、「YOU SAY YES」も、「民間でできることは民間に」も

分かりやすさを狙った乱暴な詭弁にすぎない。

 

SUISAI、をクリック!

suisai

あなたの28才からを

美しくする。」

 

ええ!!と思った。

 なんで、28才??またビミョウな、と。

 

調べてみると、

28才は乾燥、毛穴の開きなど、肌の悩みが急増する年齢。

また、ライフスタイルの面でも、転職希望率のピークが28才だったり、初婚平均年齢が27.6才

と、人生のターニング・ポイントであるとのこと。

 

もうすぐ、三十路…。

ツバル

ツバル。


 南太平洋に浮かぶ小さな島国。

 小さいが、地球の変化をとても身近に感じられる国。

 温暖化の影響で島がどんどん小さくなっている。

 詳しくはココ

 

このことはなんとなく知っていた。今日TVで特集していて、再認識。

で、親に知っているか聞いてみると


「知らないわよ!今、ご飯作ってるんだから!!邪魔しないで!!」

 

 …この恐さ。

 

 

くれよんしんちゃん。

今、テレ朝で去年公開された映画『クレヨンしんちゃん・嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ』を観ている。

 

意外に、かなりおもしろい!!

 映像がかなりステキ。 TVゲームみたいとでも言おうか。

 同じ活劇っていうテーマで、『スチームボーイ』よりおもしろい。あれなんか古い印象を受けるし。

 

ほいで、クレヨンしんちゃんと映画『マインドゲーム』、同じ人。

 

湯浅政明さん。 

映画コーヒー&シガレッツ、ビミョウな幸福感。

『コーヒー&シガレッツ』、観てきた。

11本のショートフィルム、それぞれに味がある。やばいくらいに。

 

すべて、モノクロで撮られているから、(タバコの)煙の動きがやたら強調される。

コーヒーはまずさが強調される。でもって、会話は気まずい感じ。

それなのに、絵になる。クセになる。

 

 コーヒーを飲みながら  

       タバコを吸って

         会話するのが、人生(シネマ)。

             粋だねぇ、ジャームッシュは。 

                           (アラーキー)