ジャポニカ自由帳。 -7ページ目

9.11朝


すごい音で5時半に目が覚めた!
築40年のぼくの住んでいるアパートは一瞬、地震体感住宅のようになった。
どうやら家のすぐ近所で雷が落ちたらしい。
でもそんなふうに気づいたのは、その音を聴いてから少し落ち着いてのことだった。
最初は爆弾が落ちたんだと寝ぼけた頭で確信してた。
9.11だしテロだか戦争が始まったんだとリアルに感じてもう怖くて布団にくるまってた。
その後すぐにザーーって音が聞こえてやっと、あぁ雷で豪雨なんだなと気づいた。
いやあ、でもすごい音だった。
もうテロがおこりませんように。
ピースです。

神戸にて。

神戸の港に行ったことがありますか?

ここは横浜、桜木町なんじゃないですか?

というぐらい激似。


まず、中華街に行った。

食べ放題の店に入ろうとするとおもちゃの拳銃をもった

中国人とおぼしき定員が笑顔で、そして強引にいらっしゃいませと

ぼくらを店の中へ案内した。

店の外でパンパンとビービー弾を発射している音が聞こえる。

その光景にあからさまに不快感を覚えている他の客を尻目に僕らは食った。

というか食い過ぎた。まじで気持ち悪い、あの黒い牛の煮物。

ていうか、ホントこの店、店員の出入りが激しい。

三分置きぐらいにバタンバタンとエントランスのドアが開け閉めされる様子を見て

ココは中国版ゴッド・ファーザーか!と思ったのはぼくだけだろうか。

いや、たぶん傍に居た友人も同じことを思っていたはずだ!

その後、神戸の港へ移動。

そこは、昼寝をするのにはもってこいの場所で

いかに桜木町に激似でもやっぱりここは神戸、関西なんだなというような光景がいくつかあった。

そのうちのひとつ。

ピンクの電話の清水よし子がロケしてた。


以上、旅日記おしまい。






※ココまで読んでくれた方、本当にありがとう。半分、忘れないためのメモみたいなものですが、ありがとう。

大阪。

朝、目が覚めると、少し肌寒く感じた。

女将さんにあいさつをし、あたたかい朝食を胃の中にほうりこみ

少しだけ肩に食い込むバックパックを背負って民宿を出たのは10時過ぎのこと。

今回の京都は、昨日のできごとでお腹いっぱいだった。

今日はゆっくりお土産でも見ようと決めて歩を進めた。

それからしばらくして、歩は車輪へと変わる。

一日1000円のレンタルサイクルを借りたのだ。

京都ってもちろん新しい家屋もあるけど、古い民家がそのまま残っているのが多い。

そういうのが、ポツポツっとお土産物屋さんをやってる。

いろいろ巡って、いろいろなものを買った。


夕方4時ごろ、友人の待つ大阪へ。

香里園という駅で降り、近くのスタバでレイバックしてアイポッドを聞いていると

来た来た、よく見た顔。なんも変わんねーな、大阪でも。

そいつん家で少し休み、心斎橋とか「ザ・大阪」みたいなところを一通りビデオ片手に観光。

ってかココ、新宿??

なんかあんまり日本ってどこも変わらないね、という話をしていたとき

食い倒れ人形がぼくらをバカにしたような顔で少し笑ったような気がした。





京都

清水寺ってすごい。

何がって、その建築が、とかの前に、その閉寺時間が!

6時半って。俺、6時20分に着いたんだよ。くそツライ坂を上ってだね。

でも、入り口で粘ったら、20分間見てもいいって。

それで、自慢のカメラを携えて、あの有名な舞台まで行ったんだ。

そしたらなんだよ、「アンニョハセヨ」って!

つまりね、韓国から遊びに来てる女性に声かけられた。

その子は、清水寺の手を洗うスペースの水を、ペットボトルに必死につめてた。

「これ、飲めるんですか?」って、うん、どうだろう。


しばらく片言の日本語で話していた彼女は、どうやらシドニーに留学してたことがあるらしく、英語も話せる。

それを早く言えよ、と。俺もだぞ、と。

それから、なぜか、同じように日本に遊びに来ているスペイン人の作家も加わり

清水寺そっちのけで盛り上がる。

気がつくと、もう夕暮れ時で、お腹減ったね、ということで祇園に行くことに。

スペイン人は、別件があるとのことで、メアドを交換してサヨナラした。


俺は初日だし、ここまで徒歩で来たし、少々豪勢にいきたかった。

そう思い、先斗町という所の、川沿いの赴きのある、これまた小洒落たご飯屋さんに向かう最中。

でもアタシこれしか今日は使えないの、と出してきたのは、1000円。

それなら、と思い方向を180度変え、道すがら目に入っていたそば屋に入った。


彼女とは、たくさんの話をした。

日本と韓国の若者の違いについて(たいした違いはないらしい)。

徴兵制について(そのせいで付き合っていた彼氏と別れたらしい)。

宗教について(最近、洗礼を受け、カトリックになったらしい)。

あと、ぺ・ヨンジュン氏について(もう本国ではあまり有名じゃないらしい)。

店を出て、思いがけず、パチンコ屋の前に冬のソナタのポスターを発見。

それをバックに、パシャリと一枚。

それから、彼女と別れ、寝床についたのは午前2時をちょうど回ったとこだった。


まだ旅の途中。

わずか三日の間に三つの都市を巡るという恐ろしく忙しい旅だった。


今思えば、この旅の始まりは、九月一日からの休みの、前日から始まっていたのかもしれない。




前日、夜中の三時まで仕事。

その足で友人の家へ。

そんな時間まで起きていてくれた友人たちに感謝しながらも

ろくに眠りもせず、ぺちゃくちゃしゃべり、スパスパ煙草を吸い、気づくと東京駅。
運よく、喫煙車となりの禁煙車両の指定席をゲットし

ガイドブックと歯ブラシと歯磨き粉とタオルと洗顔料と整髪料と替えの下着をゲットし

おいしそうな駅弁と、お~いお茶、を買って、それらすべてをバックパックに詰め込む。

新幹線ってすっごいスピード!

あっという間に京都に到着。

ていうか、やっぱ日本ってクソ狭い。

お金がなかったので、徒歩で京都駅から東山三条という所まで移動。
方向音痴なのに辿りつけたのは、道がだいたいまっすぐだったから。

適当にブラブラしていたら、小洒落た民宿を発見。

暖簾をくぐって、おいでやす、部屋あいてますか、空いてます、という具合にパパパってね。




続く…






風まかせ。



歌え
むしろ叫べ
笑え
そのヤニで真っ黄色の歯をむき出しにしてな


今日はそんなことを教えられた気がする。
じゃあ明日は?

実は明日から短い夏休み。
京都とか大阪に行くんだ。
京都では三千院と、鞍馬山とか行く。
大阪は…
グリコのマーク見れりゃいいや。
あと味園ビル。
まだあるんだっけ??


旅memo


青春18切符!
京都?
大阪?
名古屋?
出会い!
飯!
再会?
写真!
景色!
青!
空!空!空!
海?
川?
山?

ていうか、全然未定。

「ぼくらが旅に出る理由」



そろそろ旅に出ようかと思う。
旅先では、きみにあて手紙でも書きたいと思う。
とても素敵な長い手紙になりそうだ。
何を書くかは、ナイショだけどね。




「残暑」なんて言わないで



ミーンミーン。
照りつける太陽。
もくもくの雲と青い空。

時間のない色彩感覚。


昨日ひさしぶりに会った親友も、
そいつと食ったイタ飯も、
一杯ひっかけたゴールデン街のとあるバーも、
次の日行ったサーフィンも、
海の家で食べたレインボーという名のかき氷も、
海の近くで夕焼けを見ながらの野外音楽フェスも、
ふんどし兄貴に囲まれながら神輿をかついだことも、
みーんな
この夏という季節とタイミングがもたらした奇跡。

また会おうな

be kind iz be strong!

きみがやさしさとよぶ
ぼくのちからは
ぼくがひとりぼっちで
さみしくなっているときに
つよくなっていくんだ


人はぼくをたまに「やさしい」と呼ぶ。
「やさしい」の逆は(言うまでもないけど)「きびしい」だ。
その言葉は、お互いに反発し合っているのか、イコールなのか。

プラスとかマイナスとか。
エコとかエゴとか。
自己愛とか自己犠牲とか(?)。

確かなのは、人はどちらか片方だけじゃなにかとキツい、ということ。
他人にとっても、自分にとっても。

やさしいだけの男なんて!!
もう卒業だもん!!!