台風の日に考える。 | ジャポニカ自由帳。

台風の日に考える。

今日みたいな日は
小学生のとき学校の図書館で読んだ歴史漫画を思い出す。
たぶんニュートンだった。
彼は台風の日に小高い丘の上に立つ。
風があるから(たとえば追い風)
ジャンプした位置から少し前に着地する?
それを試してみたくて。

ところで、ニュートンといえば、りんごの落下から万有引力を発見したことで有名だ。

「運動は、物質が本来あるべき場所へ戻ろうとすることのにより起こる」
とは、アリストテレス。
持ち上げた石ころは、本来あるべき場所「土」へ行こうとするから、地面に落ちる。
ろうそくの火は上を向いてたなびく。
そして雨は空から海へ降り注ぎ、地から湧き出る。

人はとえば
はたしてあるべき場所へ向かっているのだろうか。