イヴの夜に。 | ジャポニカ自由帳。

イヴの夜に。


ぼくはひとり待っていた。
サンタクロースが来るのをずっと待っていた。
眠い目をこすりながら窓の外を眺める、雪がしんしんと降り続く街、まるで
まるで、ぼくの家は雲の上のお城みたいだ。
あたりをぼんやりと照らす外灯は
ぼくの淡い期待。
メリークリスマス。

きれいな夢みて、おやすみなさい。