深夜、会社帰り。 | ジャポニカ自由帳。

深夜、会社帰り。



大通りの横道の
住宅街。

小さなアパートの
小さな駐輪場に
小さな野良猫。

(奴らの「あいさつ」は、いつだって突然なんだ)


明るさと暗さと寒さは
ようやくちょうどいい関係となり
ぼくらの吐息を白く、色づかせた。



冬になる。